第27回あんぐらオフ(PT解説)
8月21日に開かれたあんぐらオフに参加しました
このような対戦オフに参加するのは3回目ですが今までより規模が大きく
予選は5つのブロックに分かれABCブロックがそれぞれ16人ずつでその内2人勝ち抜け DEブロックがそれぞれ14人ずつでその内1人勝ち抜けという方式で行われました
自分はEブロックで12戦中10勝2敗という成績で1位通過でした(残り1試合は時間がなかったため未消化)
その後、決勝トーナメントは8人でダブルエリミネーション方式という方法で行われ、基本的にはトーナメントなのですが負けても敗者復活が出来るというルールです
決勝トーナメントでは1回だけ負けてしまい、そのルールのおかげで何とか決勝まで進みましたが惜しくも準優勝という結果に終わりました。
詳しいルールやダブルエリミネーション方式の詳しい説明はあんぐらのHPを参照してくれると助かります
何か問題があれば消すのでコメントで指摘してもらえれば幸いです
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
---|---|---|---|---|---|
ユキノオー | 吹雪 | ギガドレイン | 宿り木の種 | 守る | 気合の襷 |
トドゼルガ | 波乗り | 絶対零度 | 身代わり | 守る | 食べ残し |
ガブリアス | 逆鱗 | 地震 | ストーンエッジ | 大文字 | 拘りスカーフ |
メタグロス | コメットパンチ | 思念の頭突き | 追い打ち | 大爆発 | 拘り鉢巻 |
カイリュー | 逆鱗 | 炎のパンチ | 神速 | 竜の舞 | ラム |
バシャーモ | 飛び膝蹴り | フレアドライブ | シャドークロー | 守る | 命の珠 |
PTは前から何回も晒しているユキトド 自分で使っていて一番使いやすく 大会やレートでも常に安定した成績で勝てたPTだったのでそれを少し改良しました。
基本はユキトドが選出出来るようならしていき、そのままユキトドで嵌めて勝つことやある程度相手のポケモンが削れたところを後ろに控えさせた全抜きエースでタテていきます
ユキトド以外の4体も単体で強いポケモンばかりでユキトド選出がなくても比較的安定して勝てるPTでした。
それに加えて数値の高いポケモンに強化アイテムを上手く持たせて組めたPTだったのでとても気に入ってます。
以下個別解説
・ユキノオー
175-*-96-130-130-103 ひかえめ
Hの実数値を175にしてBに4振ることでAの実数値147(無補正A252振り)のパルシェンのロクブラを最高乱数5連続で引かれない限り耐え
Sは無補正最速ラッキーを抜いて身代わりが貼られる前に宿り木を入れられるようにしました。
守るは相手の技を見れたり拘りアイテムを持ったポケモンの技固定、宿り木と守る+霰による定数ダメージを稼いで後続の全抜きエースの補助をしていくことです。
ギガドレインの理由は草結びではダメージの入りにくいニョロトノに対して安定したダメージが入れたかったことが主な理由です
Cの実数値は帯ボルトロス(Cの実数値162)の10万耐えニョロトノを霰ダメ込みでギガドレ2発で落とせるように振り
残りはDに振ることで水技に対して安定して出せるようにしました
・トドゼルガ
211-*-156-115-110-92 ずぶとい
バトレボ時代の使いまわしでバトレボ環境では図太いのテンプレ振りだったトドゼルガ
ラッキーのことも考えるともう少しSをあげたくなりましたが、積極的にメタグロスに対して後出ししていきたかったためBの実数値を下げる選択肢は取りませんでした
トドでそのまま嵌めて勝つ以外にはユキトドで上手く相手のポケモンを削っていき、後ろに控えている全抜きエースを助けていく役割を持っています
吹雪を採用したトドゼルガも多いですが、霰がないときでも命中を気にせず安定して打てる技である波乗りを採用しました
・ガブリアス
191-172-118-*-106-169 ようき
第一の全抜きエース
テンプレの191スカーフガブリアス
ユキノオーを使っていて辛い蝶舞ウルガモスを後出しから安定して処理したかったこととユキトド両方に一貫する岩技の半減先に加えて出てきやすいバンギラスに強いポケモンであることが採用の理由です
試合ではユキトドガブリのような選出でガブリアスに対して強いボルトグロスの組み合わせをユキトドで削っていきガブリアスの逆鱗圏内に入れて全タテしていくというのもありました。
大文字はこのPT自体がハッサムを非常に誘うことやエアームドを見るために採用しました
・メタグロス
187-176-151-*-135-93 いじっぱり
配分はよくあるHDグロス
補正有りキングドラの雨ハイドロポンプを高乱数耐え、補正なしアグノム・補正有りボーマンダの珠文字確定耐えまでDに振り
Aの実数値を11nの176まで上げることで鉢巻追い打ち成功時に耐久無振りラティオスが確定で落ちるラインまで振りました
ビルドアップローブシンを後出しから何とかしていきたかったのとラティハッサムのサイクルを崩すこと、クレセリアやランクルスを潰したかったので採用しました
クレセリアやランクルスを殴りたかったのでコメットパンチは確定で入れてローブシンを見るための思念の頭突き、相手のラティオスを後出しから処理できる追い打ち
複数催眠ありのルールだったので直前までアームハンマーだった箇所をキノガッサの胞子身代わりのループやカバルドンの欠伸ループを抜けて次に繋げるための大爆発
・カイリュー
167-186-115-*-121-145 ようき
第二の全抜きエース
配分はただのASブッパ 今まではいじっぱりで命の珠持ちを使用していましたが相手のキノガッサを意識して陽気個体を使用しラムを持たせました
ラムを持たせた他の理由は逆鱗からの混乱回復、命の珠持ちカイリューが多いことから鬼火や電磁波を打ってくるロトムが多いことやボルトロスのいたずらごころ電磁波対策
このPTが辛い電磁波羽休めサンダーを潰したかったことがラムを持たせた理由です。
それに加えて雨に対して強く、ガブリアスだけでは不安なウルガモス潰しとバシャーモのような全抜きの可能性があるポケモンに強いと言えるのが採用理由です。
他の立ち回りとしてはガブリアスを入れた場合と同じようにユキトドで削っていき終盤で舞って神速と逆鱗で全抜きを狙っていくことも出来ました。
・バシャーモ
155-172-90-*-91-145 ようき
第三の全抜きエース
配分はこれもただのASブッパ 相手のキノガッサを意識して陽気
このPTが誘うバンギラス、メタグロス、ハッサムに強く 加速すれば雨パのエースポケモンのキングドラやウルガモスを潰したり出来る
守るか剣舞か悩みましたがラティオスのトリックから起点を作ったりするようなPTではないので便利そうな守る
ユキノオーとバシャーモは相性の良さは今更説明するまでもないですが、霰で相手の襷潰しや定数ダメからバシャーモの全抜きサポート、バシャーモが呼ぶスイクンやブルンゲルなどにユキノオーが強く、ユキノオーが呼ぶメタグロスなどにバシャーモが強いというのもあります。
今まではバシャーモの位置が破られたパルシェンを見るために風船真空波ゴウカザルでしたが予選が常に勝ち続けなければいけないトーナメント方式ではないので死に出しからのパルシェン対策を切って、ゴウカザルを抜いてバシャーモを採用しました。
このポケモンも非常に活躍してくれました
ユキトドは嵌めゲーとしては非常に弱く(ドレパンローブシンや天候を変えられるだけで崩れてしまう)弱点も多いためなるべく残り4体を数値の高いポケモンで固めました。
選出を縛るようなポケモンを多く入れることでユキトドを動かしやすくしたり、他の全抜きエースがタテていくことが出来て上手く勝てたと思います。